
バックパック、リュックなどは見て想像できるように『背負うモノ』です
たくさん物が入りますね!
特性として『両手が空く』のと『比較的大量の荷物を運搬可能』ということです
これを日常生活の延長で落とし込みますと、これは実は非常に良い『防犯』になるのです
どういうことかを言いますと
- 両手が空くこと
- 背中が空かないこと
- 守りではなく、使うとした場合
これらで、使い方などを解説交えて記事にまとめていきます
以下、詳細です
両手が空くこと

これは非常に良いことなのですが、なかなかその恩恵というのはわからないものです
両手が空くだけで、両手で作業ができます。手が塞がるとそれだけで効率やできることやできないことが多くなります
カバンなどでもいいのですが、今回はリュックなどに絞ります
両手が使えると当然、ものが扱えます
こんな単純なことですが、これがとてもいいのです。
しかし、ものを使うとなると技術が多少なりとも必要になります
振り回せばいいというものでもないのです
また、両手が空くとクロスガードできます
腕を相手側に向けるようにしてクロスすると腕には骨が2本ずつありますので、クロスすると4つになります。なんとか受けることができるのですが、痛いのは痛いです。
そもそもあんまり受け手になることは良くないです。が、これは技術を要しないという点と、リュックなどがなくてもできることで、これは紹介しておきます
ここで重要なのはあくまで『両手があく』これに非常に意味があり、以下の項目にも通じます
背中が空かない

人間どうしても背中は見れませんので、ここが空いてしまいます
ここが危険ですが、あんまりそういうことは気にしない方はたくさんいると思います。
ということで、そんな弱点もカバーすべく背中を守るということでリュックやバックパックなどのものは非常に良い防護壁になります
背中にものを背負うことで守るということで、それだけでカバーしてくれます
もっといいのは『中に重すぎないけど何か固いもの』が入っているとなおよし、という感じです
実は、皆様も体験済みなはずですが『ランドセル』をかるって小学校に通学はしたことは大半の方はあるかと思います。
このランドセルも実は防犯上の理由で採用されています。面白いのは後方に転倒防止して頭部を防護する、というような意味合いも含んでいます
さらにはもともとはこれも『軍隊』で使用していたものあると言われています。革製品なので状態の持ちもいいことに加えて機能的かつ、比較的大きい荷物も整頓して運ぶことのできる、などのことから軍隊の出自であるのです
首も守れるとなおいいです。とにかく背面を面で覆うことだけで何とかなるかもしれないのです。
流石にいい大人がランドセルを背負うわけには行きませんが、リュックやパックパックは、少しおしゃれだったり、ちょっと武骨な感じでも、普段のアクセントに加えて、実は防護もできるという優れものなわけです。
ただ、最近のリュックの着こなしなのかかなり下に下がっているのがありますが、守る観点からはやっぱり『首から背面を覆うようにした方がいい』と言えます。後ろでも前でも心臓などの『面』が露出しているのが気になりますので覆い隠す
いわゆる『隙がない』というやつです。
リュックなどがどうしてもいやだ、めんどくさいし、重いしだるい、気持ち悪いしダサい、などという方もいると思います。
それなら『壁』をうまく使いましょう。要は背面を露出したくないので、壁をうまく使えば後方を守ることになります。
ただ壁ぎわで自分が動けないようなところにいると逆に自分で追い込むことになりかねないので『背面だけカバーできる』ようにしてそこからはすぐに動ける、というのがいいです
二人三人なら話はかなり簡単になりますが、ここでは『個人兵法』的なことなので割愛します。
でも、こんなのがめんどくさいから背負った方が楽だ、ということです。
簡単で技術がいらなくて誰でもできる、というのがミソです
守りではなく使うとした場合

守るということでは、非常に簡単『もの入れて背負うだけ』です
では何かあって使う必要がありそうだ!となったらどうするか?
リュックまたはバックパックを前に腕を通して持って、前面を覆うように持ち替えます
肩と肘が身体の内側に入り、盾で覆うようにする感じのイメージです
これでいいでしょう。なぜならこれ以外しようがないからです
技術や何か特別なことはいらないのであればこれは非常にいいと言えます。
これでさらに突っ込んでいけばいいでしょう。当たればいいし当たらなくても『相手の向こう側に抜ける』というのが非常に大事になります。
間違っても
『組みつく』
『出来もしないのに構える』
『後ろに向いて逃げる』
『受けて下がる一方』
『大声で叫ぶ』
『固まって下を向いて動かない』
などのことはしない方がいいです。危険です。
ですので上記のように突っ込むことで、何とかなるかもしれません。とにかく
『止まらずに盾みたいに持って突っ込む』
こと、これだけです。
いわゆる『突貫』と言えます
余計なことはせずこれだけでいいです。有無を言わさず突っ込むのです。さながら
旧ザクのショルダータックルのように。
ものが使えるならいいですが、ごちゃごちゃして間に合わないようならこれでいいと言えます
ただの背負うものでも、こういった使い方もできるのです
『面』をつくるのと、とにかく止まらず前進すること、が肝要です。誰でもできます
が、必ずとは言えません。でも比較的に安全だということです。何もせずにただ小さくなるよりは何とかなります。何もしないというのが、何にでも言えますし、これなんか特に言えますが
『一番ダメで、一番危険』
です
実は残念ながら、誰も助けてはくれないのです
ちなみにバックパックが50Kgぐらいの高重量であると無理なので、そもそも違う手段をとりましょう
終わりに
ということで、バックパックやリュックを『防犯』観点でみるというものでしたが、どうでしょうか?
誰も助けてはくれないことを念頭に置いておくと危機管理的に少し意識的にもなるのではないでしょうか
これにせよなんにせよ『必ず』というのは存在しません。
その『答え』を知りたいんだ!という方は『家から一歩も出ない』方がいいです。
意外とこの完全というか必ずできる!という『妄想』に取り憑かれる方はたくさんいますが、そんなものがあったら技術などのものは存在しませんし、事故もないし、戦争すらないとも言えます。
要するに『死んでるのと同じ』です
生存する、できる可能性が少しでも向上するかもしれない、ということです。
んな大袈裟な…
というのもありますが、身の回りだけでも危険箇所は山ほどあるのです。
だから毎日毎日聞きたくも見たくもないような事故の速報やニュースや現場などにも出くわしたりするのです
ということで、少しでも誰か一人でもこれがお役に立てれば幸いです
ちなみに私はただの事務員です
ご拝読ありがとうございました!
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